北京
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陝西省西咸新区の空港新城と日本の成田市は9日、「陝西省・日本文化貿易交流会及び日本生鮮食品試食会」というイベントを共催しました。会場では、マグロ解体ショーが行われたほか、金目鯛、ブリなどを食材にした料理も登場し、中日双方の来賓と来場者は本場の日本料理を試食しました。
スタッフが賀鍵主任(右)、吉田昭二副市長(左)にブリと金目鯛料理を説明
2016年に中日(陝西)事業協力シンポジウムが空港新城で開催された後から、空港新城と日本の経済貿易関係は徐々に密になり、良好な成果を生んでいます。2017年4月、日立物流(中国)有限公司の陝西省支社が空港新城で設置され、5月には空港新城と日立物流(中国)有限公司は、東京で戦略的協力枠組み協定に調印しました。8月、成田市の吉田昭二副市長が空港新城を訪問し、西安と成田の定期貨物便の航路開設と双方の国際貿易協力関係の促進について検証しました。9月、空港新城共産党委員会委員、管理委員会の艾晨副主任は成田市を訪れ、航路開通、貨物の集散、通関利便性などについて成田市関係者と深く検討しました。そして、2018年2月、成田市の新鮮な魚などを積んだ貨物が空港新城に運ばれ、初となる生鮮食材の輸送テストが行われました。
賀鍵主任が挨拶
9日のイベント会場では、空港新城共産党委員会委員の書記で、管理委員会の賀鍵主任が「空港新城は国家レベルの新区、西安及び周辺地域の航路の玄関口、陝西省自由貿易核心的エリアである。2017年以降、空港新城と中村貨物運送株式会社、資生堂を含む多くの日本の大手企業と商談を重ね、成田市と協力の可能性を探るなどして、空港新城は陝西省と日本との交流の重要な窓口となった。今回のイベントをきっかけに、より多くの日系企業を更に空港新城に誘致したい」と挨拶しました。
吉田昭二副市長が挨拶
一方、成田市の吉田副市長は、「2017年以降、成田市と空港新城は相互訪問が実現し、成田市の新鮮な魚介類などの食材も空路を通じて、空港新城から陝西省の方々の食卓に運ばれるようになった。西安市及び陝西省の空の玄関口である空港新城との協力を引き続き強化したい。また、新鮮な食材を皮切りに、日本と陝西省の文化・経済貿易交流を更に促していきたい」と語りました。(任春生、星)