北京
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23/19
北京で行われている第13期全人代第1回会議に出席している鐘山商務相は11日の記者会見で、「一帯一路」に関する日本人記者の質問に対し、「オープンで包摂的であり、透明なものでもある」と述べ、「一帯一路」への日本の参加を歓迎すると示しました。
鐘商務相はこの中で、日本の世耕弘成 経済産業大臣や日中投資促進機構の豊田章一郎会長と近々会見することを明らかにし、「日本の『一帯一路』への参加を歓迎する。『一帯一路』の枠組みで日本と協力を拡大していきたい」と述べました。
鐘商務相によりますと、中国と「一帯一路」に関わる各国との去年の貿易総額は1兆1000億ドルで、伸び率は中国全体の貿易額を3.4ポイント上回る14.8%であったということです。
鐘商務相は「今年初めて開催する中国国際輸入博覧会をきっかけに、自由貿易試験エリアや開発エリア、協力エリアの十分な活用、『シルクロードEC』の発展、貿易投資の自由化や利便化の推進などを通じて、『一帯一路』に絡んだ国際協力を進めていく」としました。(ZHL、森)
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