中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.2.12–2018.2.18)

2018-02-22 15:56  CRI

 中国の新作がトップ5を独占した、いかにも春節(旧正月)らしい1週間でした。この新春映画商戦を制したのは、実写とアニメを融合した独特なスタイルでファンを魅了してきた話題作『捉妖記』の続編です。初動記録だけでも軽々と10億元の大台を突破しました。次週ランキングにおける各作品の移り変わりにも注目したいです。

中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.2.12–2018.2.18)

 ~作品紹介~

中国大陸部映画興行週間ランキング(2018.2.12–2018.2.18)

 【1位】捉妖記2 (Monster Hunt 2)

 公開日:2018年2月16日

 監督:許誠毅(ロマン・ヒュイ)

 主演:梁朝偉(トニー・レオン) 白百何(フェイ・バイ) 井柏然(ジン・ボーラン) 李宇春(クリス・リー) 楊祐寧(トニー・ヤン)

 中国で初めて20億元(400億円)の大台を突破した国産映画として知られる『捉妖記(モンスター・ハント)』(2015)の続編が1位を獲得。同シリーズは中国で有名な古代怪異小説集『聊斎志異』に収録された短編「宅妖」にヒントを得たもので、女性妖怪ハンターと、自らの体に妖怪の赤ちゃんを宿した青年との心温まる物語が描かれています。前作に引き続き、『シュレック』シリーズで知られる香港の許誠毅(ロマン・ヒュイ)監督がメガホンを取っており、実写とCGアニメを融合させたスタイルも前作のまま。主演には人気女優の白百何(フェイ・バイ)と人気アイドルの井柏然(ジン・ボーラン)を続投したほか、梁朝偉(トニー・レオン)、李宇春(クリス・リー)、楊祐寧(トニー・ヤン)、大鵬(ダーポン)、黄磊(ホァン・レイ)、柳岩(リウ・イエン)、呉莫愁(モモ・ウー)ら人気スター陣が新たにキャスティングされています。前作からさらにスケールが大きくなり、より多くのエンタメ要素が取り入れられているということで、1作目を超える豪華絢爛な大作となっています。

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 【2位】唐人街探案2(Detective Chinatown Vol 2)

 公開日:2018年2月16日

 監督:陳思誠(チェン・スーチェン)

 主演:王宝強(ワン・バオチャン) 劉昊然(リウ・ハオラン) 肖央(シャオ・ヤン) 佟麗婭(トン・リーヤー) 妻夫木聡

 『北京愛情故事(北京ラブストーリー)』で監督デビューした人気俳優の陳思誠(チェン・スーチェン)。彼が監督する最新作は、2015年12月に公開された話題作『唐人街探案(Detective Chin Tang)』の続編です。主人公の探偵コンビには王宝強(ワン・バオチャン)と劉昊然(リウ・ハオラン)が続投し、日本からは妻夫木聡、米国からはマイケル・ピットが新たに加わることで、より国際色豊かな作品に仕上がっています。今作は、世界探偵コンテストの巨額の賞金を目当てに再結成した探偵コンビが、世界各国の探偵と「捜査合戦」を繰り広げる中、ある大きな秘密が暴かれていくストーリーです。(写真)

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【3位】西遊記•女児国(The Monkey King 3: Kingdom of Women)

 公開日:2018年2月16日

 監督:鄭保瑞(ソイ・チェン)

 主演:郭富城(アーロン・クォック) 馮紹峰(ウィリアム・フォン) 趙麗頴(チャオ・リーイン)小瀋陽(シャオシェンヤン) 羅仲謙(ヒム・ロー)

 第1作は『モンキー・マジック 孫悟空誕生』(2015)、第2作は『西遊記 孫悟空 vs 白骨夫人』(2016)として日本でも上映された香港の鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の西遊記シリーズの第3作『西遊記•女児国(The Monkey King 3: Kingdom of Women)』が2018年の春節に一般公開されました。三蔵法師一行4人のキャスティングは前作のままで、孫悟空役は郭富城(アーロン・クォック)、三蔵法師役は馮紹峰(ウィリアム・フォン)、猪八戒役は小瀋陽(シャオ・シェンヤン)、沙悟浄役は羅仲謙(ヒム・ロー)がそれぞれ出演しています。今作は、『西遊記』の名エピソード、女性ばかりの国「女児国」をモチーフにしたもので、若き女王を演じているのは今旬な女優、趙麗頴(チャオ・リーイン)です。女児国をリアルに演出するために、エキストラに世界中から1000人の美女を集めたということで、映画史上最多の女優が出演する作品になっています。さらに、美人女優の梁咏琪(ジジ・リョン)や劉涛(リウ・タオ)、林志玲(リン・チーリン)らも個性豊かな役柄を担当しています。

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 【4位】紅海行動(Operation Red Sea)

 公開日:2018年2月16日

 監督:林超賢(ダンテ・ラム)

 主演:張訳(チャン・イー) 黄景瑜(ホァン・ジンユー) 海清(ハイチン) 杜江(ドゥ・ジアン) 王強(ワン・チャン)

 香港の林超賢(ダンテ・ラム)監督が、2016年の話題作『湄公河行動(メコン大作戦)』(2016)に引き続き、最新作『紅海行動(Operation Red Sea)』を届けてくれました。前作は2011年に起きたメコン川中国船襲撃事件を映画化したものでしたが、今作は中国海軍による海外救援を描いたものとなっています。近年、『戦狼(ウルフ・オブ・ウォー)』シリーズや『空天猟』(2017)などの映画が続々と公開されていることで、中国人民解放軍の活躍をテーマとした、いわゆる「主旋律映画」ブームが加熱しています。本作は、モロッコでロケを行い、中国陸・海・空軍が揃って「参戦」するほか、中国海軍の軍艦「臨沂艦」を含む強大な軍事装備も映画で初お披露目となっています。主演は軍隊出身の俳優、張訳(チャン・イー)、軍事映画に初出演の人気女優、海清(ハイチン)など。

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 【5位】熊出没•変形記(Boonie Bears:The Big Shrink)

 公開日:2018年2月16日

 監督:丁亮(ディン・リャン) 林滙達(リン・ホイダー)

 毎年旧正月に上映される中国国産アニメの名作シリーズ「熊出没」の最新作が一般公開スタート。今作のサブタイトルは「変形記」で、体を小さく改造できる「縮小マシン」が初登場し、主人公の光頭強と熊たちのミニチュア・アドベンチャーが展開されます。

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10月29日放送分
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