北京
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1月20日、北京日本倶楽部の主催による「日中友好故郷自慢歌合戦」が、日本大使館多目的ホールで開催されました。この大会は2014年に始まり、今回で5年目になります。中国在住の日本人や、日本にゆかりのある中国人が、47都道府県の代表として出場し、自慢ののどを披露しました。
横井裕大使
日本大使館の横井裕大使があいさつし、「この歌合戦を開催するにあたって、一番大切なのは交流である。あまりよく知らない人たちの歌を聴いて、ぜひ交流を心がけて、触れ合っていただきたい。日中平和友好条約締結40周年の初頭を飾るイベントとして、今日1日楽しんで、盛り上がっていただきたい」と話しました。
高知県代表、中国人と日本人のコンビによる『新貴妃酔酒』
和歌山県代表、中国人と日本人のコンビによる『それが大事』
今回は、44の都道府県の代表が熱唱しました。中日両国でともに有名な『昴(すばる)』『北国の春』『月亮代表我的心』など、そして『にんじゃりばんばん』『我的歌声里』などといった若者たちに人気の歌も聴かれました。また、中日両国の合同ユニットもかなり見られました。中日友好の使者であるパンダのぬいぐるみを着たりしてのパフォーマンスも見られ、中日友好への願いをアピールしています。
大使賞を受賞した富山県代表
特別賞を受賞した徳島県代表
特別賞を受賞した鹿児島県代表
会場に詰め掛けた200人による投票の結果、歌唱力が高かった上位3組に順位賞が、両国が一体となって楽しんだ1組に大使賞が、また印象に残った5組に特別賞がそれぞれ送られました。
優勝した謝青さん
順位賞のトップに輝いたのは、静岡県代表で中国・東北大学秦皇島キャンパス2年生の謝青さん。「歌が好きで、普段もよく学生寮で歌う。歌唱コンテストに参加したことはあるが、受賞したことは1回もなかったので、まさか今回1位になると思わなかった。実力が認められてとても嬉しかった。これからもこのようなイベントに参加して、より多くの人に歌声を伝えたい」と話してくれました。(取材:李陽)
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