北京
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●岩井俊二監督が中国映画に初挑戦、香港の名監督とコラボ
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(中国題:煙花)』の中国公開で注目を集めた岩井俊二監督が、中国映画に初挑戦することで、さらなる中国進出を果たします。岩井監督による初の中国映画のタイトルは『之華』、自身の名作『ラブレター』を思わせるセンチメンタルなラブストーリーです。岩井監督自身が脚本も担当しています。また、関係筋によると、同作品のプロデューサーを香港の名監督、陳可辛(ピーター・チャン)が務める可能性も出ているということで、中日の人気映画監督による初コラボが期待されています。
●山崎まさよし&竹原ピストルが北京でライブ
日本の人気歌手、山崎まさよしと2017年NHK紅白歌合戦への初出場を果たした話題のシンガー、竹原ピストルによるツーマンライブが、1月20日に北京で開催されます。このライブは中日平和友好条約締結40周年記念事業として在中国日本大使館の主催により行われるもの。力強い歌声の持ち主として知られる2人の共演は、極寒に見舞われている冬の北京を、熱く盛り上げてくれることでしょう。ライブは2018年1月20日(土)18:00よりスタート、場所は北京宋慶齢青少年科技文化交流中心未来劇院です。
●東野圭吾『11文字の殺人』が中国でドラマ化
中華圏でも大人気の日本人作家・東野圭吾の作品『11文字の殺人』を原案とするインターネットドラマが中国で制作されることになりました。中国版タイトルは『十一字殺人』、東野作品が中国でドラマ化されるのはこれが初めてで、投資金額は2億元ということです。この作品の監督は未発表ですが、台湾版アカデミー賞「金馬奨」の最優秀監督賞受賞経験者が務める可能性が浮上しています。『11文字の殺人』は東野圭吾の初期の代表作で、日本での映像化もまた、早い時期に実現した作品として知られています。今後は中国で映画化の予定もあるそうです。
●映画監督・園子温、ふたたび中国映画の制作を担当
中国映画『大反撞者』で制作を担当し、中国への進出を果たした日本の映画監督・演出家の園子温ですが、中国映画の新作『破夢遊戯(DREAMBREAKER)』でも制作を担当することが分かりました。同作品は韓琰(ハン・イェン)監督がメガホンをとり、若手女優、陳都霊(チェン・ドゥーリン)とイケメン俳優の宋威龍(ソン・ウェイロン)が主演を務めるアクション・アドベンチャーで、先日、先行トレーラーとイメージ・ポスターが発表されました。一般公開は2018年内を予定しています。
(ミン・イヒョウ、謙)