「文化の伝承・絵画の力――中青年芸術家シリーズ展」開催

2018-01-15 21:56  CRI

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徐小東の『一本の木』に見入る来場者

 中国芸術研究院の主催による「文化の伝承・絵画の力――中青年芸術家シリーズ展(その四)・徐小東と徐晨陽作品展」が10日、北京の中国美術館で開幕しました。

 今回の展示会は、中国芸術研究院の創作力と芸術実践の分野で得た優れた成果を遍く展示するために開催されたシリーズ展の第4弾になります。同シリーズ展は、「秀作保護、素朴さと純粋さ、映像と寓話、スクラップアンドビルド」という四つの部分から構成されています。

 本展では徐小東氏と徐晨陽氏の作品が展示され、二人はそれぞれ異なる角度から絵に対する取り組みを表現しました。徐小東氏の作品では「自然と命の輝き」がテーマとされ、徐晨陽氏の作品は「記憶・流星」をテーマとしているということです。

 会場を訪れた銭さん(女性、40代)は作品を観賞し、「二人とも優秀なアーティストだと思う。特に徐小東さんの『一本の木』という作品が深い印象を残した。作品は長さ7メートルで、真ん中に一本の木が立っている。構図がよく、込められた世界も奥深い。とても好みの作品だ」との感想を語りました。

 徐小東氏は1992年に中央美術学院を卒業、2012年には作品集『自然が定める真実』を出版。徐晨陽氏は南京芸術学院美術学部油絵専門を卒業し、1994年に日本の文部科学省の奨学金を獲得、日本へ留学し、上越教育大学、筑波大学、東京芸術大学などで学びました。

 展示会は21日まで開催されます。(取材:李陽、チェック:む)

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徐小東『一本の道』

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徐小東『長城基地の朝』

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徐晨陽『記憶・流星』(その七・八・九)

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徐晨陽『蝶・その一』(左)『蝶・その二』(右)

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熱心に作品に見入る来場者

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