北京
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1時間目 中国の文化消費&国家宝蔵
<ライフマガジン>
話題1:中国の新しい文化消費志向
ここ数年、中国で「文化消費」の範疇が音楽、演劇、絵画といった文化芸術分野から徐々に拡大し、人々の日常生活にもっと接近した飲食、ファッション、スポーツ、映画・テレビ、漫画・アニメーションなどの分野へと広がっています。この現象の背後にある推進要因として、経済が持続的に発展し、物質的にますます豊かになるのに伴い、心のゆとりさ、豊かさを追い求める「文化消費」では、実利を求めるだけではなく、精神的なニーズを満たすことがより重要になっているようです。
話題2:詩詞カレンダーの人気
美しい挿絵や奥深い古くから伝わる詩や詞、そして日常生活にも応用できるような科学知識。ここ数年、中国の古詩をテーマにしたカレンダー、「詩詞カレンダー」が中国で人気を集めています。日常的にどこにでも目にすることができるカレンダーに文化の要素を加えたことで、日付を確認ができるだけでなく、古詩を勉強することもでき、読者の美と知識への欲求を満たしてくれます。そんな素晴らしい「詩詞カレンダー」、あなたも入手したいのですか。
話題3:文化番組「国家宝蔵」が若者を魅了
文化財を取り上げた大型カルチャー・ドキュメンタリー番組「国家宝蔵」が先月からオンエアされ、話題を呼んでいます。文化財から文化財の背後に隠された奇跡、文化財を保護する人々と彼らと文化財にまつわる物語、数千年もの間、脈々と引き継がれてきた民族の大義まで、「国家宝蔵」は人々の文化財に対する関心や理解をさらに深く掘り下げています。専門的な内容を普通の人が受け入れやすい内容にし、文化財とその背後にあるエピソードを結び合わせ、簡単な言葉遣いで文化財を説明したり、中国東晋の書道家・王羲之と中国元朝末期の水墨画家・黄公望をタイムスリップさせて、乾隆帝のスタンプを作成するなどして、若者と文化財の距離を縮めています。
2時間目 <中日カルチャーショック> 1回目 ネコの話題
「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、<中日カルチャーショック>の拡大版をお届けします。近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、身近なようで、大いに異なっている相手国の文化、習慣、考え方にスポットを当ててご紹介します。1回目はネコの話題を取り上げて、中国のネコ中毒と日本のネコノミクスに迫ります。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。