北京
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1時間目 専門家が語る日本の観光事業者の中国におけるPR活動
中国の北京、上海、広州をはじめとする大都市では、毎年、観光業見本市が開かれます。これは中国では「旅遊博覧会」と呼ばれます。北京では2004年から、北京国際旅遊博覧会がスタートしました。この博覧会には、日本を含めて世界各国の観光業者が出展しています。
中国国際旅行社の日本語チーフガイドである鄔其興さんは、これまでに何回も北京国際旅遊博覧会などに出展する日本観光事業者をサポートしてきました。例えば、2009年の北京国際旅遊博覧会に出展する岐阜県観光協会のブースでは、通訳を担当しました。また、2016年に北京で開催した日本へのインバウンド観光説明会でも通訳を務めました。
この時間は、鄔其興さんが日本の観光業者による中国でのPR活動の様子や観光業のPR活動の大切さを語ってくれます。どうぞお聞きください。
2時間目 梁華さんが氷雪の町・ハルビン1泊2日観光を紹介
中国東北部の一番北側にある黒龍江省の省都ハルビンは、松花江という川沿いに開けた街です。19世紀末、ロシアが東清鉄道を敷設したことから発展してきました。
ハルビンの都市建設は1898年に始まりました。1920年代にはアメリカや欧州の商工会議所も置かれ、国際的な商業都市として栄えてきました。最も賑やかな通りの中央大街には、南からアメリカのインターナショナル銀行、カフェ・ミニアチュール、モデルン・ホテル、デパートなどのアール・ヌーボー様式や西洋古典様式の建物が並んでいます。
ハルビンでは、毎年1月から2月まで氷祭りが行われ、雪像や氷の彫刻などが展示されています。また、凍った松花江の氷を切り取って出来たプールで泳ぐ寒中水泳愛好者の姿もみられます。
この時間は、梁華さんにハルビンの有名な観光スポットであるソフィア教会、スターリン公園、東北虎園などを紹介してもらいます。特に間もなくオープンの雪と氷の遊園地・氷源世紀テーマパークや氷レストランの火鍋料理を詳しく取り上げて紹介します。是非、お聞き逃しないように。(まとめ:任春生、一部の写真:鄔其興)