北京
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1時間目 中日共同製作映画「空海」 12月22日公開、いたずら爺さん・奥田正彦さんのハンコ彫り:「濃露繁霜」
担当:王小燕、斉鵬
この25日から来月(12月)3日まで、日本文化庁主催の「日本映画週間」、北京で開催されています。日本の新作映画11作品が北京、福州と成都で上映されます。北京で開かれた開幕式には、是枝裕和監督、俳優の広瀬すずさんをはじめ、豪華な映画人の顔ぶれが見られました。関係筋によりますと、オープニング上映作品の「三度目の殺人」(演出:是枝裕和)のチケットはインターネットで発売開始後、わずか数時間で売り切れになりました。
今回の映画週間では、映画上映会のほか、「世界の共同映画製作」と題したシンポジウムも開催されました。中日両国の映画人が出席したこのシンポジウムでは、12月22日に中国から先に公開予定の共同制作映画「空海」(中国語:「妖猫伝」、監督:陳凱歌、原作:夢枕獏著『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』、脚本:王蕙玲、主演:黄軒、染谷将太、張榕容、阿部寛、松坂慶子)が大変話題になっていました。複数の関係者から「史上初の本当の意味での中日合作映画」だと高く評価されていました。
今週の番組は「2017北京・日本映画週間」の話題に続いて、最近届いたお便りをご紹介します。後半は毎月最終週定例の「いたずら爺さん・奥田正彦さんのハンコ彫り」です。今月の印文は「濃露繁霜」。北宋の詩人・魏野(ぎや)の詩「白菊」からの引用です。
2時間目 これぞ私がおすすめの鹿児島のよかところ~留学生の皆さんに聞く
聞き手:王小燕
毎月最終週のこのコーナーでは中国で頑張っている日本の自治体職員に、お話を伺ってきましたが、今週は少し趣を変えて、鹿児島から北京で交換留学中の大学生の皆さんにお話を伺います。伊波優里さん、浦崎有希さん、小川花奈さん、弓場紀明さんの四名の方です。中には、地元出身の人もいれば、県外から鹿児島の大学に進学した人、あるいは鹿児島で子ども時代を過ごした人もいます。
今回の収録に、北京滞在中の鹿児島県人・船井亜里沙さん、北京にある国際関係学院の日本語翻訳専攻の大学院生の皆さんが見学に訪れ、一緒に番組収録に参加しました。
合わせて感謝申し上げます。
それでは、現地で暮らす若者がお薦めの鹿児島のよかところ、そして、彼らが語る鹿児島の魅力をぜひお聞きください。