北京
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こんにちは、森です。11月7日、北京市内の日系ホテルで、「中小企業商談会」が行われ、通訳として参加しました。
会場の入り口に立てられた案内板です。JETRO(日本貿易振興機構)が毎年、中国などで開催しています。
参加各社のレイアウトです。いずれも日本から合計29社が参加しています。
私は2012年以降、この商談会でほぼ毎年通訳を務めています。これまでは夏場に開催されていましたが、今年は11月になりました。また、参加企業数は以前は100社以上あり、展示会も平行実施して、縦断ツアー形式で中国各地で開催されていましたが、このところ規模がかなり縮小しています。中国では完全にネットショッピングが主流になり、リアル店舗での営業が衰退していることが大きな原因と思われます。
開場を前に、控え室で待つ通訳担当者たち。会社別に分かれて配置されます。
商談会は10時過ぎにスタートしました。あらかじめ登録を済ませていた中国側のバイヤーが会場内に入り、目当ての会社の場所でそれぞれ商談を始めました。
会場内の模様です。座椅子やテーブル、シャンデリアなどがデラックスなムードを出していますが、やや空席が目立ちます。
ところで今回の私の配属先は、手工芸で木製のケースなどを作る会社でした。実に3年連続で同じ会社に当たり、大変嬉しかったです。通訳の世界は「一期一会」で、往々にしてその場限りでの付き合いとなってしまうケースが多いので、このように再会を果たすのは珍しく、非常に光栄に感じました。
社長(左)の山崎徹さん。毎年北京に出張して、営業活動をしています。
商談会は夕方5時半に終了しました。残念ながら客足はあまり伸びませんでしたが、優れた技術力をバックに、日本製品が一層中国市場に普及して欲しいものです。また、こうした対面形式の交流を通じて、中日両国がお互いに理解を深めていくことを願っています。(森 雅継)