北京
PM2.577
23/19
日本の安倍晋三首相は17日午後、特別国会で施政方針演説を行いました。与党と野党がともに知恵を出し合い、努力すれば、憲法改正の議論を進めることができるとの考えを示しました。
今回の演説は、10月下旬の衆議院選挙後、初めてとなる所信表明演説で、安倍首相は「朝鮮半島の情勢や少子高齢化が深刻化しているこの時期に、国民は支持をしてほしい」と述べ、安定した政治基盤で政策を実施し、衆参両院の議員に対して、難題に取り組み、共に未来を切り開こうと呼びかけました。
15分間にわたった演説の冒頭で、安倍首相は朝鮮問題についてかなりの時間をかけ、国際社会の協力を通じて朝鮮に圧力を加えているという外交の成果を示した上で、防衛力の強化を訴えています。
今国会では、20日から3日間、各党の代表質問が行われます。憲法改正、幼児教育の無償化、加計学園の獣医学部設立許可、朝鮮情勢への対応などを巡って、与野党間の攻防が繰り広げられるとみられています。(Mou)
関連ニュース