北京
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1時間目 中国式お見合い&シェアサイクル
<ライフマガジン>
話題1:中国式お見合い
中国では、一分間あたり、22組の人々が結婚生活を始める一方、8組のカップルが離婚手続きをしているということです。結婚生活を送る人が多くいる一方、2万人が独身です。中国のQ&Aサイト「知乎」では、最近、「お見合いで驚いた経験は?」という質問が900万人もの人々に注目されています。お見合いの大手サイト・百合網は賛否両論の評価にかかわらず、その市場価値を64億元まで高めています。愛情は、昔から称えられてきていますが、お見合いが認められるとは限りません。大昔の西周時代から伝わってきた「お見合い」には、現在、当時と異なる価値観と評価基準が生まれています。<ライフマガジン>、最初の話題は、中国でお見合いの新時代に迫ります。
話題2:SNSで費やした時間
中国はすでにインターネット大国になり、7億人以上のネットユーザー、500万以上のサイトを持っています。微博や微信などの新興ソーシャルメディアが急速に発展し、短編動画やオンライン生放送などの新業態の革新が続いています。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)などが伝播技術をけん引し、アップグレードを加速させている。新メディアの産業発展は始まったばかりで、新旧メディアの融合が加速とアップグレードの段階に入りました。一方、ボストン大学のジェイムズ・カッツ教授の研究によりますと、世界の大半の人が起床後、まず携帯電話を見るというのです。中国人は今年1−6月にSNSに398億時間を費やしました。これはピラミッド109個の建設にかかる時間に相当するということです。
話題3:中国のシェアサイクルin日本(続報)
札幌や東京などの都市で、中国のシェア自転車・摩拝(モバイク)や小白(Baicycle)などが登場しており、中国人にとっては親近感を感じる状況となっています。実際には、日本のシェア自転車企業もあり、近年急速に成長しています。例えば、ドコモ・バイクシェアの利用回数は2015年の66万回から、16年には220万回に増えました。しかし、中国発のシェア自転車が続々と上陸するようになり、特に、日本にはなかった中国のシェア自転車のコンセプトや安い値段設定に日本の人々も刺激を受けているようです。
2時間目:<雄安新区> 5回目 雄安新区の設立と北京、天津、河北省の一体化プロセスに進捗状況
今年、中国共産党中央委員会と国務院は、河北省に雄安新区を設立することを決定しました。雄安新区の設立にどのような背景や重大な意義があるのでしょうか。10月の「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目にはスペシャルシリーズとして、「雄安新区」にクローズアップします。
雄安新区の建設や、北京、天津、河北の一体化発展プロセスによって、今後、北京・天津・河北エリアの生活にはどのような変化が起こるのでしょうか?新聞『新京報』がこのほど、中国環境保護省環境計画院副院長兼シニアエンジニアの王金南教授と、人口学が専門の北京大学・喬暁春教授ら、数人の専門家に伺いました。今日は5回目として、雄安新区の設立と北京、天津、河北省の一体化プロセスに進捗状況について、その記事の内容を取り上げて皆さんにご紹介します。興味のある方は、ぜひ最後までお聞きください。