北京
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23/19
中日国交正常化45周年を記念するイベント「チャイナフェスティバル2017」が、21日と22日、東京の代々木公園で行われました。
これは中国大使館が両国の各界の人士を招き、共同で開催したものです。会場には40余りの観光や企業、社会団体のブース、また、60の中国グルメのブースが設けられています。参加者たちは、パフォーマンスやグルメを楽しみ、中国文化を体験し、理解していました。
開幕式ではイベントの開催を祝う程永華大使のビデオメッセージが流され、「国と国の往来は両国民が親しくなっていくものである。中日両国の二千年余りの往来の歴史において、民間交流は終始、両国の発展を促していく原動力である。両国民が親しくなっていくことは、心を通じ合わせることにある。今回のイベントが、両国の人々が顔を合わせて交流し、友情を深めていくプラットフォームになることを信じている」と述べました。
また、イベント実行委員会の最高顧問を務める福田康夫元首相は、挨拶の中で、「文化によって、日中関係はしっかりとした国民同士の友好基盤が築かれる。文化交流を通してお互いの国民を知り、そして理解する。そして本当に心からお付き合いができる環境を作っていくことが大事だと思う。この文化フェスティバルを起点にして、両国関係がさらに素晴らしいものになるように期待している」と述べました。
また、中国駐在の元大使だった日本中国友好協会の丹羽宇一郎会長は、「ぜひ、できるだけ色んな方が中国を訪問し、できるだけ多くの方が日本に来てほしい。そして今の姿のままでお互いに交流をしていくことがこれからの日中関係の発展にも大きな力になるだろう」と語っています。
さらに程大使は、中日関係は今、改善と発展の重要な時期にあると指摘し、「つい最近、両国の指導者はG20サミットで、今年は中日国交正常化45周年、来年は『中日平和友好条約』締結40周年という節目を迎えることを機に、両国関係のさらなる改善と発展を推進していくことで意見が一致した」と述べました。そして、その上で「チャイナフェスティバル2017」が中日関係の改善に寄与していくことに期待を示しました。(藍、星)
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