北京
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1時間目 吉林省延辺朝鮮族自治州周辺の観光を紹介
防川3カ国境界線地帯①
延辺朝鮮族自治州は、中国東北部吉林省の南東部にある朝鮮族自治州です。面積4万3474平方キロ、中心都市は延吉。人口217万人(2010年)のうち43%が朝鮮族です。朝鮮族の人口約192万人の大部分が東北三省に住んでいますが、延辺朝鮮族自治州が最大で、他にも吉林省南部の長白朝鮮族自治県など約30の自治郷があります。
この時間は観光業専門家の梁華さんに、吉林省延辺朝鮮族自治州周辺の4泊5日の観光コースを紹介してもらいます。
観光コースには、琿春の防河(中国・ロシア・朝鮮3カ国国境線地帯)、図們大橋、延辺博物館、延吉大学のキャンパス、長白山、長春の偽満州国皇宮博物館などの有名な観光スポットがあります。中でも梁華さんは、琿春の防河と長白山の観光を詳しく紹介します。そして現地の朝鮮族のグルメとして、延吉大学近辺にある朝鮮冷麺をご紹介します。本場の朝鮮冷麺はやっぱり美味しいと絶賛しています。皆さん、是非、この番組を聴いて、ラジオを通して延辺朝鮮族自治州周辺の素晴らしい観光地の風景とグルメを体験してくださいね。
防川3カ国境界線地帯②
長白山カルデラ湖と梁華さん
名物の朝鮮冷麺
2時間目 CITSの鄔さん、北京第四高校の日本修学旅行の様子を語る
長崎東高校との交流①
北京第四高校は北京市内にある歴史の長い有名な高校です。この学校は、北京でも率先して外国への修学旅行を教育活動に組み込んでいます。修学旅行の最初の国を日本にしようと計画を2004年から始め、2008年に最初となる日本への修学旅行を実施しました。
北京第四高校はこれまでに中国国際旅行社を使って、何度も日本へ修学旅行に行っています。2013年は、学生ら450人が九州・京都・大阪へ向かいました。学生らは、旅行中、長崎東高校の学生との現地交流、長崎の原爆生存者との交流、トヨタ自動車福岡工場の見学、京都府庁で山田知事との交流、大阪の松下電気産業技術館見学など、充実した内容の日々を過ごしました。
2013年、CITS・中国国際旅行社の鄔其興さんは、添乗員として、北京第四高校の学生と一緒に日本に行きました。今週の番組では、鄔さんが当時の修学旅行の様子を語ってくれます。(文:任春生、写真:梁華、鄔其興)
長崎東高校との交流②
長崎被爆生存者との交流
阿蘇山を見学中の学生