北京
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1時間目 夜勤族&独身ブーム
<ライフマガジン>
話題1:ホワイトカラーの旅行
現在、中国のほとんどのホワイトカラーが休暇に旅行に出かけています。旅行サイト「Mafengwo旅行網」がこのほど世界最大級のビジネスSNS「LinkedIn(中国)」と共同で発表した「中国のホワイトカラーの旅行スタイル研究報告2017」によりますと、中国のホワイトカラーの8割以上が旅行中に仕事をしているということです。
話題2:夜勤族のビッグデータ
オンライン・モバイル広告を手がける赶集網がこのほど発表した「夜勤族」をめぐるビッグデータ調査の結果によりますと、「95後(1995年以降生まれ)」の6割が夜勤の仕事に就いた経験があることが分かりました。夜勤の仕事は高報酬ではあるが、生活が不規則になり、友達を作りにくいのが最大の悩みのようです。しかし、いくら若くても、不規則なライフスタイルは健康管理にマイナス影響を与えますから、適当な運動と休憩は必要ですね。<ライフマガジン>、2番目の話題は中国の夜勤族のビッグデータに迫ります。
話題3:中日独身ブーム
多くの中国人は結婚適齢期になっても結婚できない娘のことで焦っている一方、日本人の多くは、結婚しない息子のことで悩んでいると聞きました。日本では、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」が年々上昇し、その多くが男性だそうです。また、日本総務省が行った2016年度の国勢調査によりますと、15年後、生涯未婚の男性の割合が30%を超えると予想しているということです。つまり、十数年後には、日本の男性の三人に一人が生涯未婚ということになります。正真正銘の「独身男性大国」になるでしょう。近い将来、独身男性が社会問題になる可能性もあると懸念されています。一方、中国では、新生児の男女比率が不均衡である時期が長く、加えて独身女性の割合が増加しているため、2020年までに、中国の独身男性はオーストラリアの人口とほぼ同じ数になると予想されています。そのため、中国人も今からちゃんと準備しておかなければならないとみられています。
2時間目:<雄安新区> 3回目 雄安新区設立の意義
今年、中国共産党中央委員会と国務院は、河北省に雄安新区を設立することを決定しました。雄安新区の設立にどのような背景や重大な意義があるのでしょうか。10月の「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目にはスペシャルシリーズとして、「雄安新区」にクローズアップします。
雄安新区の計画範囲は、北京市に隣接する河北省の中部に位置する「保定市」の管轄下にある「雄県」、「容城県」、「安新県」の3県及びその周辺部で構成される地域です。雄安新区の名称は、雄県と安新県から一文字ずつ取って命名されました。今日は3回目として、雄安新区設立の意義についてご紹介します。興味のある方は、ぜひ最後までお聞きください。