北京
PM2.577
23/19
旅行予約サイト・途牛旅遊網が8日に発表した報告によりますと、今年の国慶節の連休中、中国人観光客の海外旅行は空前のブームとなり、タイ、日本、インドネシアが最も人気ある海外観光目的地のトップ3となりました。
途牛旅遊網は『2017国慶節旅行消費報告』の中で、「世界各国のビザセンターや海外直行便の増加、中国観光客の訪問体験の体制完備、人民元の対米ドルレートが大きく上昇するなどの好影響を受けた。また、今年は国慶節(建国記念日、10月1日)と中秋節(旧暦8月15日、今年は10月4日)が重なり『スーパーゴールデンウィーク』の連休になったことから、海外観光ブームはピークを迎えた」としています。さらに、遠距離の海外観光目的地のトップ10がアメリカ、カナダ、オーストラリア、フランス、エジプト、ドイツ、アラブ首長国連邦、ロシア、トルコ、フィンランドだったことを明らかにしました。
その中でも、秋の紅葉で有名なアメリカとカナダは海外観光目的地のトップ2となったほか、オーストラリアは10月の南半球の春の風景が好まれ、トップ3に入りました。また、東ヨーロッパ、アフリカなどが海外観光の新たな目玉となり、ロシアへの観光客数は同期比で63%増となりました。
近距離の海外では、タイ、日本、インドネシア、シンガポール、カンボジア、ベトナム、マレーシア、スリランカ、ネパール、フィリピンがトップ10に入りました。また、プーケット島、バリ島、ボラカイ島などの島観光が評判を呼んでいます。一方、ショッピングの面では、タイ、スリランカ、南アフリカ、香港は観光客が買い物したい人気の目的地になっています。(雲莎、星)