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1時間目 海外住宅購入ブーム&中国人のお金
<ライフマガジン>
話題1:海外での住宅購入ブーム
教育は中国文化において大変重要なテーマです。世界規模のB2B不動産取引プラットフォーム「Investorist」がこのほど発表した報告によりますと、海外教育はすでに中国人が海外不動産市場に投資するための主な理由となっているということです。同報告は中国の不動産取引代理業者120社を対象にして実施された調査を取りまとめたもので、回答者のうち、投資の理由として「海外教育」を挙げた人は4分の3(76%)に達し、「海外教育」は、「移住(69%)」や「資産の安全性と資本収益性(68%)」など他の動機を上回ったということです。
話題2:中国人のお金の出所
日本人は普段、家で簡単に食事をし、乗っている車も軽四輪自動車が多いし、日本にはプライベートプールが付いている家もほとんどないようです。日本の学者は日本人がぜいたくをするのが苦手と分析しています。日本人の「ぜいたくな一面」というと、日本人がお風呂好きで、各家庭にバスタブがあるぐらいだそうです。これに対し、日本人に比べて中国人の生活はとてもぜいたくに見えます。英国放送協会(BBC)のあるドキュメンタリーは、リストラされた中国人の食事を紹介しました。一家三人の夕食に4種類のおかずとスープがあったため、それを見た日本人は驚きを隠せませんでした。
国民一人当たりの年収が約8000ドル(約88万円)の中国人がその4倍の年収がある日本人よりお金があるように見えるのはなぜでしょうか。中国人のお金はどこから来ているのでしょうか。この質問に答えるためには、中国の発展スタイルをじっくり考える必要があります。
2時間目 <雄安新区> 1回目 雄安新区設立の背景
今年、中国共産党中央委員会と国務院は、河北省に雄安新区を設立することを決定しました。雄安新区の設立にどのような背景や重大な意義があるのでしょうか。10月の「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目にはスペシャルシリーズとして、「雄安新区」にクローズアップします。
河北雄安新区設立は、習近平同志を核心とする党中央が北京・天津・河北の共同発展、北京の非首都機能の秩序ある分散を深いレベルで推進するために打ち出した重大な政策決定です。雄安新区は深セン経済特別区、上海浦東新区に続く全国的な意義をもった新区で、国の一大事業とされています。今日は1回目として、雄安新区設立の背景についてご紹介します。興味のある方は、ぜひ最後までお聞きください。