北京
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一時間目 白居易の代表作『長恨歌』
「ハイウェイ北京-CRI中国情報ラジオ」木曜日1時間目のオープニングトークは、英語における中国語由来の新しい言葉についてです。アップル社がこのほど発表したワイヤレス充電器「Qi」の発音は、「キューアイ」ではなく、「チー」と読むことをご存知ですか?中国の気功を連想してつけられた名前だそうです。
「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「スマート信号機を北京が導入へ」というニュースをお伝えします。
また、「読書の時間」は、「中国古代名人録」第35話、先週に続いて、唐詩を代表する中唐の詩人、白居易(はくきょい)の代表作の一つ『長恨歌(ちょうごんか)』の後半をご紹介します。詩の前半は、唐玄宗と楊貴妃の出会いから、楊貴妃の死亡まで、栄華を極めていた2人のラブストーリーを描きました。後半は一転して悲劇となり、楊貴妃を失った玄宗皇帝の悲しみを切々と詠っています。
二時間目 最近のニュース・出来事&マオナン族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の前半は中国のニュース、出来事、イベントなどをご紹介する「中国暦」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーでは広西チワン族自治区のマオナン族(毛南族)についてです。
中国暦は、ネットユーザーが公開した郷愁マップと親孝行マップ、中国での顔認証技術の開発、日本を席巻するモバイル決済サービスの話題についてお伝えします。
「56の民族、56輪の花」は広西チワン族自治区を主な居住地とするマオナン族についてです。貴州省南部にも一部居住しているマオナン族は、2010年の国勢調査で人口が10万1192人、少数民族の中では人口の少ない方です。昔は交通が不便だったため、経済が立ち遅れていましたが、地元政府の支援のもとで、ダム建設や水道を整備して、飲料水不足の問題が大幅に改善され、農業開発が進んでいます。
また、マオナン族は文字がないことから、歌が物事を記録する上で非常に重要な役割を持っていました。そのような背景もあり、歌が盛んに発展して、内容が豊かな上に形式も整っています。さらに音楽だけでなく、スポーツも好み、マオナン族の競技の1つ「同填(どうてん)」は全国少数民族スポーツ大会でも行われています。詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)
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