北京
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23/19
中日国交正常化45周年にあたる今年、両国民間の友好を深め、文化交流を強化することを目的とする「中日名家書画展」が12日、和歌山県民文化会館で開幕。両国の画家や、書道家十数人、及び100人近くの関係者が開幕式に出席しました。
日本の和歌山日中友好協会の中拓哉会長は主催側代表として開幕のあいさつを行い、「優れた芸術は人類共通の財産である。書道においても、日本の書道家の多くが王羲之に学んでいる。中国は日本文化の大恩人だ。海上シルクロードの中継地である広州から送られてきた作品の数々に触れることで、和歌山の人々が中国をより一層理解し、中国との友好を深めることにつながるだろう」と語りました。
今回、100点近くのコレクションを無償で提供した中国の収集家郭勇氏は「展示されている中国の画家の中国画の作品は誰もが認める名品のため、特別な輸出許可が必要になり、大変な作業を伴った。しかし、日本の来場者の作品への熱意を目にして、価値ある作業だったと感じている」と語りました。
中国で有名な画家孫戈氏は「交流を通じて、日本の画家の風格から多く学んできた。より多くの文化交流や、両国文化の融合の促進を期待している」と述べました。
書画展は今月17日まで開催が予定されています。(殷、む)