北京
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【国産編】
京城81号Ⅱ(The House That Never Dies Ⅱ)
公開日:2017年7月6日
監督:錢人豪(ジョー・チエン)
主演:張智霖(チョン・チーラム) 梅婷(メイ・ティン) 鐘欣潼(ジリアン・チョン) 耿楽(ガン・ラー)
「中国4大幽霊屋敷」の一つとして知られる北京の豪邸「朝内81号」を題材にしたホラーシリーズの第2弾がこの7月に一般公開されます。2014年に公開されたシリーズ第1弾の大ヒットにより、「朝内81号」の旧跡が人気スポットとなる動きもありました。3年ぶりの2作目ですが、監督は葉偉民(イップ・ワイマン)から、異色のサスペンスホラーを中心に製作してきた錢人豪(ジョー・チエン)にバトンタッチ。主演は張智霖(チョン・チーラム)や梅婷(メイ・ティン)、ツインズの鐘欣潼(ジリアン・チョン)、耿楽(ガン・ラー)で、鄔君梅(ビビアン・ウー)や陳沖(ジョアン・チェン)といった国際派女優も脇を固めています。本作は血まみれの西洋ホラーと違って、身にしみる恐怖感を味わえながらも、中国ならではのオリエンタルな美学が堪能できる作品として注目を集めています。
【洋画編】
怪盗グルーのミニオン大脱走(中国題:神偸奶爸3)
公開日:2017年6月2日
監督:カイル・バルダ ピエール・コフィン
主演(吹替):スティーヴ・カレル クリステン・ウィグ トレイ・パーカー
『ペット』『SING/シング』などのイルミネーション・エンターテインメントが送り出す人気シリーズ『怪盗グルー』の第3弾がこの7月に中国に上陸。晴れて結婚したグルーとルーシーは、突如現れた新たな強敵、バルタザール・ブラットによって思わぬ事態に直面することに。また、グルーと生き別れになっていた双子の兄弟が新キャラクターとして登場し、グルーの黄色の相棒たち、ミニオンの最新動向にも要注目です。本作で監督を務めるのは、同作のスピンオフ作品『ミニオンズ』シリーズでも組んだカイル・バルダとピエール・コフィン。中国語版吹き替えキャストにはロックバンド「花児」の元ボーカルで今タレントとして活躍中の大張偉が抜擢されており、バルタザール・ブラットの声を担当。本場北京風の中国語を操るグルーの強敵、バルタザール・ブラットが堪能できそうです。一方、日本語版吹き替えキャストは、笑福亭鶴瓶や松山ケンイチらに決定。日本公開は7月21日からの予定です。
(ミン・イヒョウ 謙)