北京
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2017年「世界薬物問題報告書」、薬物市場が多元化大大增加)
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は22日、2017年「世界薬物問題報告書」を発表し、主に2015年世界違法薬物市場の最新状況について全面的に概説しました。
報告書によりますと、2015年問題のある薬物使用者は全世界に2億5千万人存在し、成人人口の約5%を占めています。中には2950万人が薬物依存など薬物乱用による疾患に掛かっていると見られます。過去10年、薬物乱用による発病率と死亡率は全体として伸びる一方です。統計によりますと、薬物使用者6人のうち、ただ1人未満が治療を受けているのが現状で、薬物乱用による疾患と関連病状に対する治療サービスの限りが依然として存在し、サービスを受けるルートも限られていることが明らかになりました。
また、薬物市場は近年来多元化し、薬物の種類も大いに増え、長年使われる薬物の他、毎年新型精神活性化物質が現れています。このほか、アヘンの生産量も増加傾向にあり、2016年の世界アヘン生産量は前年比3分の1増となりました。
報告書は、国際社会が薬物問題に大いに関心を持つと同時に、データ収集と研究により、新たに出現する問題、例えば新型精神活性化物質市場、違法資金流動、ディープ(深層)ウェブ、麻薬・テロリズム、腐敗とその他の形式の組織的犯罪との関連性などにも対応しなければならないと強調しました。また、持続可能な発展の促進は、依然として農民に違法薬物の栽培を放棄してもらう最適の政策だと指摘しました。
《世界毒品问题报告》指出 毒品市场多元化毒品种类大大增加
联合国毒品和犯罪问题办公室6月22日发布了2017《世界毒品问题报告》,主要对2015年世界非法药物市场的最新发展进行了全面概述。
报告显示,2015年,全球大约有2.5亿人至少使用过一次毒品,占成年人口约5%。这些吸毒者中大约有2950万人患有毒品导致的疾患,包括毒品依赖。过去十年,吸毒导致的发病率、死亡率整体呈现增长。然而,每六名吸毒病患中,仅有不到一人获得治疗,这表明吸毒病患及相关病情的治疗服务依然有限,获得服务的途径也有限。
报告指出,近年来毒品市场出现多元化。毒品市场上供应的毒品种类大大增加,传统毒品禁而不绝,每年还有新型精神活性物质出现。另外,鸦片产量呈增长趋势,2016年全球鸦片产量较前一年增长了三分之一。
报告强调,国际社会在保持全面关注毒品基本问题的同时,还需要收集数据并研究新出现的问题,如新型精神活性物质市场、非法资金流动、暗网以及毒品、恐怖主义、腐败与其他形式有组织犯罪之间的联系。促进可持续发展仍然是帮助农民放弃非法毒品种植的最佳对策。