北京
PM2.577
23/19
聞き手:王小燕
「日本の自治体職員在中国 加油」、今月は首を長くしてお待ちしてまいりました、甲斐の国・山梨県のお客様です。山梨はCRIが姉妹局提携関係にあるUTY(テレビ山梨)の所在地で、多くのスタッフが現地で半年間もお世話になったことがありますが、このコーナーでは山梨をご紹介するできたのは、今回がまだ初めてです。「待っていました」と心の中で叫びたくなります。
ところで、日本一高い山・富士山に代表され、山がたくさんある県なのに、何故その名が「ヤマナシ」というのか。しかも、今回のゲストもその名が高山さんで、しかも登山が趣味のようです。素朴が「疑問」もありますが、魅力もたっぷりの県です。
この5月初めからUTYで研修を始めたCRIのトントン記者は、「山梨の魅力は①チャーミングなフルーツ、②ロマンチックなバラ、③きれいな水にある」とこれまでの一か月を三つのフレーズで総括しています。写真はトントンが送られてきたバラの花に囲まれている甲斐市のイタリアレストランの入り口。
今回も「山梨に興味がある」北京の大学生にスタジオ見学においでいただきました。最後は皆さんからの質問のコーナー。
「地元の方にとって、満開の桜に富士山の風景をどのように感じていますか」
「山梨県は健康長寿の県だと報道で見ましたが、健康で長生きする上でのコツは?」
「(旧)六郷町が日本一の"ハンコの里"のようですが、何故そう呼ばれるようになったのですか」
「日本の戦国時代の歴史が大好きです。戦国武将・信玄ゆかりの観光地を教えて~」…
そして、「山梨県の県政運営は他県と比べて、どのような特徴がありますか?」、という予想外の質問も。
後で知ったのですが、質問をした金さんは、「公共経営学」専攻の大学院生でした。どこにいても自分の研究課題のことを忘れずにいる。ほんとう素敵な姿勢だと感心しました。
このほか、事前にソーシャルメディアを通じて集まった質問もありました。
中国人若者からの質問攻めに、山梨からの高山さんははたしてどう乗り切ったのでしょうか。詳しくは番組をお聞きください。
【プロフィール】
高山 直仁(たかやま なおひと)さん
1987年山梨県生まれ。2010年、専修大学卒業後、山梨県県庁に入庁。県土整備部を経て、山梨県立都留高等技術専門校、山梨県立産業技術短期大学校などで勤務。2015年4月からクレア・自治体国際化協会総務部企画調査課、翌2016年4月からクレア北京事務所所長補佐。
高山さんからの一言:
「中国では、赴任後これまで21の省を訪問、北は黒竜江省、南は広東省、西は、重慶、四川省と中国各地の言葉、文化、料理の違いに驚く日々です。最近では、料理にはまっていていかにおいしいものをいかに作るか、食べるかに夢中。趣味は、登山」
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