北京
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昨年、北京国際映画祭がイギリスの舞台劇の映像を招聘したことに続き、今年開かれた第7回北京国際映画祭では、日本の「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」と「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学VS六角」の2部の舞台劇が招聘され、4月8日から23日までの期間中に、北京3つの映画館で6回の上映が予定されています。
昨年挙行された、この二つの舞台劇のライブワールドツアーは、北京、上海、広州などの都市でそれぞれ開催、チケットは販売開始後すぐにソールドアウトになるほどの人気を博しました。今年の北京国際映画祭では、この二つの舞台劇を「舞台映像」として招聘、新たな形式で各映画館で公開する運びとなりました。こうした舞台劇の映像化作品を上映するのは、中国でも初めての試みであり、これまでにない鑑賞体験をもたらすことが期待されています。
Ⓒ2017BJIFF(写真提供)
今回、取材に出かけた先は、北京市にある三里屯MEGAシネマです。12日、会場では「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」の舞台映像作品が上映されており、人気キャラクターや有名シーンが登場するたびに、満員の会場が盛り上がっていました。今回の北京国際映画祭のこうした試みを通じて、中国のアニメファンは日本のアニメや映画作品をより深く体感できるだろうことを実感できるイベントでした。
なお、16日から23日にかけて開催される今回の映画際では、映画放映ユニットの中で、海外から集まった500本を超える優秀な作品を北京の30ヶ所の映画館の中で上映することが予定されています。日本映画だけではなく、世界中の映画が存分に楽しめる1週間になりそうです。(取材:趙雲莎)