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UNICEF報告、2040年6億人の子供が水不足
国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は、国連が定めた「世界水の日」である22日に、2040年には全世界で約4分の1の子供、つまり約6億人の子供が水資源が不足した地域で生活していると指摘しました。
UNICEFは同日、「未来を渇望:気候変動の中の水と子供」と題する報告書を発表し、水資源の枯渇が子供の生活に与える脅威およびこのようなリスクを深刻化させる気候変動などの問題について分析を行いました。
報告書によりますと、現在、36カ国が深刻な水資源不足の問題を抱えており、世界では毎日平均800人以上の5歳以下の子供が水資源不足や不衛生な生活による下痢などで死亡しているということです。
更に報告書は、子供のための安全な飲料水を優先的に保障することや、気候変動の要素を考慮した政策の制定、水汚染と水資源の枯渇を防ぐために企業とコミュニティが連携することなど、水資源への気候変動の影響を軽減するため一連の提案をしました。
联合国报告:2040年约6亿儿童将面临"水匮乏"
联合国儿童基金会22日在世界水日当天发布报告说,到2040年全球将有约四分之一儿童、即6亿名儿童生活在水资源匮乏地区。
儿基会当天发布题为《渴望未来:气候变化中的水与儿童》的报告,分析水资源枯竭对儿童生活的威胁,以及气候变化如何加剧此类风险。
报告说,目前有36个国家面临水资源高度紧缺问题。气温与海平面升高、洪水、旱灾与融冰的增多影响了水资源的可得性及卫生系统。人口增长、工业化与城市化导致的水资源需求增加、世界多地冲突等都威胁到儿童获取安全水源的渠道。
此外,水资源匮乏迫使儿童使用不安全水源,导致他们易患霍乱和腹泻。全球平均每天有超过800名5岁以下儿童因水资源不足、卫生条件差而患腹泻死去。在干旱地区,很多儿童每天需用大量时间取水而无法上学。
报告提出一系列减少气候变化对水资源影响的建议,包括政府为水资源及需求变化制定规划,优先保证弱势儿童获得安全用水;在制定水与卫生相关政策时考虑气候变化因素;商界与社区共同努力预防水资源污染及水资源枯竭等。