北京
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胡巴(フーバ)
24億元の興行成績で2015年の中国映画年間ランキング1位に輝いた『捉妖記(モンスター・ハント)』の続編が2018年に公開されることになりました。
2015年7月に封切られた『捉妖記(モンスター・ハント)』は、20億元(400億円)の大台を突破した史上初の中国映画で、名実ともに「モンスター映画」といえる名作中の名作。同作品は、『シュレック3』で知られる許誠毅(ロマン・ヒュイ)監督の力作です。脚本は中国で有名な古代怪異小説集『聊斎志異』に収録された短編「宅妖」にヒントを得たもので、女性妖怪ハンターと、自らの体に妖怪の赤ちゃんを宿した青年との心温まる物語が描かれています。実写とCGアニメを融合させ、コメディ、アクション、ファンタジーなどの要素を取り入れた新スタイルが話題となったほか、親子連れで楽しめるというディズニー作品を思わせる作風も人気の理由でした。
白百何(フェイ・バイ) 井柏然(ジン・ボーラン)
先日ランクアップを発表した同続編は許誠毅(ロマン・ヒュイ)監督が引き続きメガホンを取るもので、主演には人気女優の白百何(フェイ・バイ)と人気アイドルの井柏然(ジン・ボーラン)を続投したほか、梁朝偉(トニー・レオン)、李宇春(クリス・リー)、楊祐寧(トニー・ヤン)、大鵬(ダーポン)、黄磊(ホァン・レイ)、柳岩(リウ・イエン)、呉莫愁(モモ・ウー)ら人気スター陣が新たにキャスティングされています。
監督によると、続編はさらにスケールが大きくなり、より多くの娯楽要素が取り入れられているということで、1作目を超える豪華絢爛な大作として期待できそうです。
(ミン・イヒョウ、謙)