北京
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春節連休を前にランキングは落ち着いた移り変わりを見せており、ニューエントリーはたったの1本。先週登場した話題作、クリス・プラットとジェニファー・ローレンスがW主演するSF新作『パッセンジャー(中国題:太空旅客)』は2週目で1位にとなりました。
~作品紹介~
【1位】パッセンジャー(中国題:太空旅客)
公開日:2017年1月13日
監督:モルテン・ティルドゥム
主演:クリス・プラット ジェニファー・ローレンス
航行中の宇宙船を舞台に、目的地到着前に目覚めてしまった男女の壮絶な運命を描くSFロマンスが1位をゲット。宇宙空間で生き残るすべを模索する男女を、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロード役で知られるクリス・プラットと『ハンガーゲーム』シリーズなどで女優として絶好調のジェニファー・ローレンスが熱演しています。この作品で初競演を果たした人気者の2人ですが、今回の撮影中に意気投合し、大親友になったとか。中国公開に合わせて、去年12月に2人揃って訪中したことで、中国ファンから注目を浴びました。また、同作の制作陣にもそうそうたるビッグネームが並んでおり、監督は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥム、脚本は『プロメテウス』などのジョン・スペイツが担当しています。日本公開は今年3月に予定されています。
【2位】情聖(Some Like It Hot)
公開日:2016年12月30日
監督:宋暁飛 董旭
主演:肖央(シャオ・ヤン) 閆妮(イェン・ニー) 小瀋陽(シャオンシェンヤン)
楽曲「小苹果(小さなりんご)」で大ブレイクした、筷子兄弟(チョップスティック・ブラザーズ)の肖央(シャオ・ヤン)が主演を務めるラブコメがトップ3をキープ。これは1984年のアメリカ映画『ウーマン・イン・レッド』の中国版リメイクとされており、肖央(シャオ・ヤン)のほかに、閆妮(イェン・ニー)や小瀋陽(シャオシェンヤン)など今の売れっ子お笑いタレントが勢ぞろいしています。
【3位】ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(中国題:星球大戦外伝:侠盗一号)
公開日:2017年1月6日
監督:ギャレス・エドワーズ
主演:フェリシティ・ジョーンズ ディエゴ・ルナ リズ・アーメッド ベン・メンデルソーン 甄子丹(ドニー・イェン) 姜文(チアン・ウェン) フォレスト・ウィテカー マッツ・ミケルセン アラン・テュディック
『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品、期待の新シリーズ「アンソロジー」の第1弾が絶賛上映中。今作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前に当たる物語で、銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図強奪任務に挑む反乱軍の戦闘部隊「ローグ・ワン」の活躍が描かれています。今作ではフェリシティ・ジョーンズ演じるジン・アーソとチームの仲間たちの絆に焦点が当てられ、知られざる戦いが明らかになります。ローグ・ワンのメンバーにはアジア系のキャストもおり、中華圏からアクションスターの甄子丹(ドニー・イェン)と個性派俳優の姜文(チアン・ウェン)が抜てきされていることからも、中国での注目度が高まっています。日本では2016年12月16日に封切られました。
【4位】メッセージ(中国題:降臨)
公開日:2017年1月20日
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
主演:エイミー・アダムス ジェレミー・レナー フォレスト・ウィテカー
中国系アメリカ人作家テッド・チャンの短編小説『あなたの人生の物語』を基にしたSFドラマが初登場4位。ハリウッドの第1線で活躍中のエイミー・アダムス演じる女性言語学者が地球に飛来した知的生命体との対話に挑むスト-リーとなっています。エイミーと肩を並べて未知のミッションに立ち向かうのは、『アベンジャーズ』シリーズや『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』などでおなじみのジェレミー・レナー演じる物理学者。『ボーダーライン』『灼熱の魂』『渦』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取っています。日本公開はこの5月の予定。
【5位】大衛貝肯之倒霉特工熊(Backkom Bear:Agent 008)
公開日:2017年1月13日
監督:李清舫
韓国のアニメキャラクターを原案に作った中国のアニメ映画の新作。環境保護意識を呼び起こすテーマで作った今作ですが、ハリウッドアニメを思わせる映像のクオリティで注目を集めています。
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