北京
PM2.577
23/19
『スター・ウォーズ』シリーズのgm作品である『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(中国題:星球大戦外伝:侠盗一号)』が2週連続1位をゲット。中国映画のニューエントリーは、前週の『猪猪侠』最新作に続き、いずれもアニメ作品となっており、アニメファンにとって嬉しい動きと言えるでしょう。日本公開も発表されたばかりの米SF新作『パッセンジャー(中国題:太空旅客)』は、中国で初登場2位。
~作品紹介~
【1位】ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(中国題:星球大戦外伝:侠盗一号)
公開日:2017年1月6日
監督:ギャレス・エドワーズ
主演:フェリシティ・ジョーンズ ディエゴ・ルナ リズ・アーメッド ベン・メンデルソーン 甄子丹(ドニー・イェン) 姜文(チアン・ウェン) フォレスト・ウィテカー マッツ・ミケルセン アラン・テュディック
『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品、期待の新シリーズ「アンソロジー」の第1弾が2週連続1位をゲット。今作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前に当たる物語で、銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図強奪任務に挑む反乱軍の戦闘部隊「ローグ・ワン」の活躍が描かれています。今作ではフェリシティ・ジョーンズ演じるジン・アーソとチームの仲間たちの絆に焦点が当てられ、知られざる戦いが明らかになります。ローグ・ワンのメンバーにはアジア系のキャストもおり、中華圏からアクションスターの甄子丹(ドニー・イェン)と個性派俳優の姜文(チアン・ウェン)が抜てきされていることからも、中国での注目度が高まっています。日本では2016年12月16日に封切られました。
【2位】パッセンジャー(中国題:太空旅客)
公開日:2017年1月13日
監督:モルテン・ティルドゥム
主演:クリス・プラット ジェニファー・ローレンス
航行中の宇宙船を舞台に、目的地到着前に目覚めてしまった男女の壮絶な運命を描くSFロマンスが13日から全国で公開中。宇宙空間で生き残るすべを模索する男女を、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロード役で知られるクリス・プラットと『ハンガーゲーム』シリーズなどで女優として絶好調のジェニファー・ローレンスが熱演しています。この作品で初競演を果たした人気者の2人ですが、今回の撮影中に意気投合し、大親友になったとか。中国公開に合わせて、去年12月に2人揃って訪中したことで、中国ファンから注目を浴びました。同作の制作陣にはそうそうたるビッグネームが並んでおり、監督は『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のモルテン・ティルドゥム、脚本は『プロメテウス』などのジョン・スペイツが担当しています。日本での3月の公開が発表されたばかりです。
【3位】情聖(Some Like It Hot)
公開日:2016年12月30日
監督:宋暁飛 董旭
主演:肖央(シャオ・ヤン) 閆妮(イェン・ニー) 小瀋陽(シャオンシェンヤン)
楽曲「小苹果(小さなりんご)」で大ブレイクした、筷子兄弟(チョップスティック・ブラザーズ)の肖央(シャオ・ヤン)が主演を務めるラブコメがトップ3をキープ。これは1984年のアメリカ映画『ウーマン・イン・レッド』の中国版リメイクとされており、肖央(シャオ・ヤン)のほかに、閆妮(イェン・ニー)や小瀋陽(シャオシェンヤン)など今の売れっ子お笑いタレントが勢ぞろいしています。
【4位】鉄道飛虎(Rail Road Tigers)
公開日:2016年12月23日
監督:丁晟(ディン・シェン)
主演:成龍(ジャッキー・チェン) 黄子韜(ホアン・ズータオ) 徐帆(シュー・ファン) 池内博之
『ポリス・ストーリー/レジェンド』などの強力タッグ「成龍(ジャッキー・チェン)×丁晟(ディン・シェン)」がロングヒットを記録中。本作は抗日戦争中の中国を舞台に、ゲリラ組織「鉄道遊撃隊」と日本侵略軍の攻防を描くアクション・コメディ。日本人俳優、池内博之が日本軍の指揮官役として出演しています。
【5位】大衛貝肯之倒霉特工熊(Backkom Bear:Agent 008)
公開日:2017年1月13日
監督:李清舫
韓国のアニメキャラクターを原案に作られた、中国アニメ映画の新作。環境保護を題材とした、教訓的な子供向け作品ではありますが、ハリウッドアニメを思わせるその映像クオリティが注目を集めています。