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2017年の幕開け、『スターウォーズ』のスピンオフ作品である『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(中国題:星球大戦外伝:侠盗一号)』が1位の座に一番乗り。中華圏からアクションスターの甄子丹(ドニー・イェン)と個性派俳優の姜文(チアン・ウェン)が抜てきされていることからも、中国での注目度が高まっています。また、2017年最初の国産映画としては、アニメシリーズ『猪猪侠』最新作が登場。
~作品紹介~
【1位】ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(中国題:星球大戦外伝:侠盗一号)
公開日:2017年1月6日
監督:ギャレス・エドワーズ
主演:フェリシティ・ジョーンズ ディエゴ・ルナ リズ・アーメッド ベン・メンデルソーン 甄子丹(ドニー・イェン) 姜文(チアン・ウェン) フォレスト・ウィテカー マッツ・ミケルセン アラン・テュディック
『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品、期待の新シリーズ「アンソロジー」の第1弾がついに中国でも公開されました。今作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前に当たる物語で、銀河帝国軍の宇宙要塞である初代デス・スターの設計図強奪任務に挑む反乱軍の戦闘部隊「ローグ・ワン」の活躍が描かれています。今作ではフェリシティ・ジョーンズ演じるジン・アーソとチームの仲間たちの絆に焦点が当てられ、知られざる戦いが明らかになります。『スター・ウォーズ』に新たな歴史を加え、新たな物語性、審美性を打ち出した作品としてすでに好評を博しています。日本では2016年12月16日に封切られました。
【2位】情聖(Some Like It Hot)
公開日:2016年12月30日
監督:宋暁飛 董旭
主演:肖央(シャオ・ヤン) 閆妮(イェン・ニー) 小瀋陽(シャオンシェンヤン)
楽曲「小苹果(小さなりんご)」で大ブレイクした、筷子兄弟(チョップスティック・ブラザーズ)の肖央(シャオ・ヤン)が主演を務めるラブコメが公開2週目で1ランクアップ。これは1984年のアメリカ映画『ウーマン・イン・レッド』の中国版リメイクとされており、肖央(シャオ・ヤン)のほかに、閆妮(イェン・ニー)や小瀋陽(シャオシェンヤン)など今の売れっ子お笑いタレントが勢ぞろいしています。
【3位】鉄道飛虎(Rail Road Tigers)
公開日:2016年12月23日
監督:丁晟(ディン・シェン)
主演:成龍(ジャッキー・チェン) 黄子韜(ホアン・ズータオ) 徐帆(シュー・ファン) 池内博之
『ポリス・ストーリー/レジェンド』などの強力タッグ「成龍(ジャッキー・チェン)×丁晟(ディン・シェン)」がトップ3をキープ。本作は抗日戦争中の中国を舞台に、ゲリラ組織「鉄道遊撃隊」と日本侵略軍の攻防を描くアクション・コメディ。日本人俳優、池内博之が日本軍の指揮官役として出演しています。
【4位】長城(The Great Wall)
公開日:2016年12月16日
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
主演:マット・デイモン 劉徳華(アンディ・ラウ) 張涵予(チャン・ハンユー) 鹿晗(ル・ハン) 林更新(ケニー・リン) 景甜(ジン・ティエン) 王俊凱(カーリー)
初動記録5億元近くをたたき出した張芸謀(チャン・イーモウ)監督自身最大のヒット作『長城(The Great Wall)』が、11億元の大台を突破して、さらに記録を更新中。これは中国古代の精鋭部隊が人類と世界を守るために、万里の長城で中国古代の名怪物・饕餮(タオティエ)と熾烈な戦いを繰り広げるストーリーで、チャン監督にとって初のクリーチャーを扱った映画となりました。「ハリウッドを通して中華文化を世界に発信し、ハリウッドのラベルが貼られたこの中国映画を、世界を牽引する作品にしたい」とチャン監督自身も壮大な抱負を語っています。
【5位】擺渡人(See You Tomorrow)
公開日:2016年12月23日
監督:張嘉佳(チャン・ジャージャー)
主演:梁朝偉(トニー・レオン) 金城武 陳奕迅(イーソン・チャン) 楊穎(アンジェラ・ベイビー)
香港を代表する映画監督、王家衛(ウォン・カーウァイ)がプロデュースを手がけ、ウォン監督とのタッグが多い梁朝偉(トニー・レオン)が主演し、金城武、陳奕迅(イーソン・チャン)、楊穎(アンジェラ・ベイビー)ら豪華キャストをそろえた話題のコメディーがトップ5をキープ。梁朝偉(トニー・レオン)と金城武演じる二人の男性が経営するバーを舞台に、そこを訪れる様々な男女の悩みを解決していく物語です。