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米ホワイトハウスのペリノ報道官は14日、「パキスタンが議会選挙前に非常事態宣言を解除しない限り、米国はパキスタンの議会選挙の自由性と公平性を認めない」と述べました。
ペリノ報道官は、「アメリカはパキスタンと長期的な友好協力関係を保っていきたい。パキスタンが民主社会の形成を促し、社会の安定と繁栄を維持することを願っている」と話しました。
英スカイ・ニューステレビの14日の報道によりますと、パキスタンのムシャラフ大統領は、まもなく行われる国民議会と省議会の選挙について、非常事態宣言を維持したまま行うと述べました。ペリノ報道官の発言はこれを受けたものです。
11月3日、ムシャラフ大統領はパキスタン全土に非常事態を宣言し、憲法を停止しました。また、来年の1月9日までに国民議会と省議会の選挙を同時に行うことを明らかにし、自分が兼任している陸軍参謀長官を辞任する意向を表明しました。(翻訳:KH)
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