中国の胡錦涛国家主席はミッシェル大統領の招きに応じ、現地時間の9日に首都ビクトリア入りし、セーシェルに対する公式訪問を始めました。
セーシェル共和国はアフリカ大陸東岸のインド洋沖にある115の島々からなっており、陸地面積は455平方キロ、人口は8万人ですが、原始的な観光資源と豊かな漁業資源に恵まれ、1人当たりのGDP・国内総生産は8000ドルに達し、インド洋上の宝石とも呼ばれています。
胡錦涛主席のセーシェル訪門は中国の国家元首としては初めてのもので、セーシェルにとってもおよそ20年ぶりの外国元首来訪です。
セーシェルの政府と国民は胡錦涛主席の来訪に熱烈な歓迎を示し、ミッシェル大統領は空港で盛大な歓迎式典を主宰しました。地元放送局は中国の伝統的民謡を流しました。
そして胡錦涛主席は空港でステートメントを発表しました。胡錦濤主席はその中で「中国とセーシェルの国交 樹立30年来、双方は互いに尊重し、平等に交流し、各分野における協力を着実に実施し、それは絶えず進展が見られ、国際問題においても両国は協議と調整を維持してきた。今回の訪問は、両国の伝統的友情を深め、友好協力を拡大させ、共同の発展を促進していく」と述べました。
セーシェルは全国の50%以上の地域と海域が自然保護区になっている観光客の天国となっています。国連開発計画が去年発表した年次報告では、セーシェルの人類発展指数は世界の47位、アフリカでは1位にランクされています。
観光業はセーシェル経済の支柱産業となっており、GDP・国内総生産に占めるその割合は72%に達し、年間の外貨収入額は1億ドルを超えています。
また、100万平方キロの排他的経済水域を保有しているため、セシェルの漁業は第2の産業となっているのです。
ところで、中国とセーシェルは1976年に国交を樹立し、それ以来、双方の経済技術協力と貿易往来は発展の一途をたどってきました。両国は経済技術協力や漁業協力などについての協定を結び、中国からのセーシェルへの輸出は、主に機械とエレクトロニックス製品、家具、繊維とアパレル、プラスチック製品などで、セーシェルからの中国への輸入は主には海産物です。
去年1月から11月までの11カ月間、双方の貿易額は547万ドルに上りました。
胡錦涛主席のアフリカ歴訪に随行している中国国際放送局の張暉記者によりますと、ここ数年、中国の建築業者はセーシェルで活躍し、政府から民間まで数多くのプロジェクトで活躍しているのです。これについて張暉記者は、「中国の建築業者は主に学校、オフィスビルなどを建造に参加し、中国建築工程総公司が建造したナショナル・スタンダード・ビルディングはモデル建築となっている。去年11月までに、セーシェルにおける中国企業の請負建築プロジェクトの契約額は2億7300万ドルに上った」とこのように紹介しています。
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