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インド西部のムンバイで11日午後、通勤電車や駅など鉄道施設7ヵ所でほぼ同時に連続爆発事件が起き、少なくとも170人が死亡しました。各国首脳は、それぞれこれを厳しく非難するコメントを発表しました。
アメリカのライス国務長官はワシントンで声明を出し、市民を標的とする爆発事件を非難すると共に、被害者と遺族に哀悼の意を表しました。アメリカ国務省のマクレラン報道官もメディアに対し、「アメリカは、すでにインド政府と連絡を取り合うと共に、インドに対し援助を行う用意がある」と述べました。
フランスのシラク大統領は、このテロ行為に極めて大きな憤りを覚えると共にインド人民を断乎として支持する」とのコメントを述べました。
イギリスのブレア首相は、「今回の事件は残忍極まることこの上ない。強く非難されるべきであり、テロリズムに弁解の余地を与えるいかなる理由もない」と述べました。
欧州委員会のバローゾ委員長、EU・欧州連合のソラナ共通外交・安全保障上級代表、パキスタンのムシャラフ大統領も相次いで談話を発表し、事件を厳しく非難しています。
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