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中国外務省の秦剛報道官は4日北京での記者会見で、中国側は、ネパール国王と政党が政治的和解と社会の安定回復のために払った努力を歓迎すると述べました。
報道によりますと、ここ二週間以来、ネパール各地では大規模なデモが起こり、首都カトマンズでは5日から戒厳令と夜間外出禁止令が出されていましたが、ネパールのギャネンドラ国王は24日夜談話を発表し、2002年に解散した議会下院を復活させると発表し、また民主化を求めて抗議行動を続けてきた主要7政党と28日に対話を行うとの考えを示しました。
これについて秦剛報道官は、「中国とネパールは友好的な隣国であり、中国政府はネパールの国王、政党と国民による国家体制と発展の道の選択を一貫して尊重してきた。中国は、ネパールの平和、和睦、安定と発展を願っており、中国政府はこれからも両国の善隣友好協力関係を発展させるため努力していく」と述べました。
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