イスラエルのオルメルト首相代行は5日、「ロシアは最近パレスチナのハマスの代表団に対してモスクワ訪問を要請したが、これは、ハマスの過激な立場の転換にとってよくないことだ」という見解を示しました。
オルメルト首相代行は5日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行ない、「ハマスがイスラエルを承認し、暴力を放棄し、双方がすでに達成した協定を尊重すると表明する前に、ロシアがハマスのモスクワ訪問を要請するのは誤ったものであり、その過激な立場の転換を妨げるだけだ」と述べました。
これに対し、プーチン大統領は「ロシア側の立場は、ハマスと対話を行ない、国際社会の要求を引き受けさせようとするものだ」と述べ、「イスラエルの利益と安全を損なうことをすることはない」と強調しました。
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