アメリカ国務省のエレリ副報道官は3日、記者団に、国務省はイラン国内での民主化運動を促すため、中東事務局の下にイラン事務所を設置すると発表しました。
エレリ副報道官は、その際、「この措置はライス国務長官がこのほど打ち出した"転換型外交"戦略の実施に応えたもので、また世界情勢の変化に適応するためアメリカの外交資源を再編成し、その外交での優先的目標を改めて確定するためでもある」と述べました。
関係筋はこれについて、イラン事務所は12から15設置され、イランの人権、イランへの宣伝と関連情報の収集などの活動を分担し、またアメリカは、アラブ首長国連邦、イギリスとトルコなどで外交官を配備し、イランの反政府勢力との接触を強化するとしています。
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