アメリカのライス国務長官は20日、国連のアナン事務総長、EU・欧州連合の外交・安全保障政策を担当するソラナ上級代表、ロシアのラブロフ外相など中東問題とかかわりのある4者と電話会談を行い、パレスチナ問題について意見を交わしました。
アメリカ国務省のスポークスマンは「ライス国務長官と他の3者は、パレスチナの財政状況、イスラム原理主義組織ハマスの組閣作業、及びパレスチナ国民への援助提供などの問題について討議を行った。アメリカはパレスチナ援助と中東問題について、関係各方面との交渉を引き続き行う」と述べました。
ロシアのラブロフ外相は「中東問題の解決についてはパレスチナ国民の利益を重視する必要がある。ロシアはパレスチナ国民に緊急援助を提供したい」と語りました。
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