アメリカ軍総合参謀本部のピーター・ペース議長は17日ワシントンで、「米中関係の将来は明るく、両国間で軍事衝突が起きる可能性はいま小さくなりつつある」との見解を表明しました。
ペース議長は当日のある昼食会の席上、脅威になるには、その能力と意図がなくてはならないとした上で、「中国にはいま、アメリカといかなる軍事対抗をも引き起こす意志があるとは思えない。米中両国の経済関係は日増しに密接になり、両国国民は二国間貿易を通じてますます多くの利益を受けており、両国間で軍事衝突が発生する可能性は小さくなっている。私は、米中両国はこれから非常に積極的な関係を発展させる潜在力を持つと確信している」と述べました。
ペース議長は、今月はじめ韓国の首都ソウルで、「中国の未来を楽観視しており、米中関係が強化されるに伴い、両国の共同の利益は両国の食い違いより大きくなり、両国間で戦争が発生する可能性は少なくなっている」と述べています。
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