
ロシアのラブロフ外相は20日、「ロシアは、原則的にパレスチナ自治政府への緊急援助提供を準備している」と表明しました。
これは、ラブロフ外相が20日開かれた中東問題の関係4者の電話会議で述べたものです。
ラブロフ外相はまた、パレスチナとイスラエル問題を解決する時、パレスチナ人民の利益を考慮するよう各方面に呼びかけました。
同じく20日午後、チュニジア、スーダン、ヨルダン、アラブ首長国連邦、イエメン及びアルジェリア6ヵ国の外相と代表は、アルジェリアの首都アルジェで、会議を開き、イスラエルが経済制裁を実施した後、パレスチナが直面した厳しい情勢及び応対措置を討議しました。
イスラエル国家安全保障総局のディスキン局長は、「ハマスがイスラエルを滅ぼすことを堅持する立場は変わっておらず、ハマスの台頭は、イスラエルにとって長期的な戦略的脅威となる」と述べました。
イスラム聖戦ジハードの指導者アザム氏は、20日ハマスの指導者と会談した後、「ジハードは、ハマスの指導による連立政府に参加することはありえないが、引き続きはハマスと共に、領土を占領しているイスラエルと抵抗する」と述べました。
|