アメリカのスノー財務長官は11日モスクワで、アメリカとロシア両国はロシアのWTO加盟問題をめぐる交渉は進展を収め、ロシアの金融市場開放という焦点となる問題での食い違いが次第に縮小していると表明しました。
インタファクス通信の報道によりますと、スノー財務長官とロシアのクドリン財務相は10日、金融市場の開放問題について交渉を行い、現在、双方がこの問題についての立場は次第に近づいているとしています。スノー財務長官は、アメリカはできるだけ早くロシアと二国間文書に調印し、ロシアのWTO加盟に関する交渉を終えたいとの態度を表明しました。
現在、ロシアのWTO加盟のプロセスを妨げている国はアメリカしかなく、双方の主な食い違いは金融サービス市場の参入問題に集中しています。
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