アメリカ国務省のマコーマック報道官は6日の記者会見で、イスラエルのシャロン首相の容体悪化と中東平和プロセスの不確実性のため、ライス国務長官は、7日に予定されたオーストラリアとインドネシアへの訪問を延期したと伝えました。
マコーマック報道官によりますと、訪問の延期に対して、オーストラリアとインドネシアは、ライス国務長官の決定を理解すると表明しました。
6日、ライス国務長官はイスラエルのオルメルト首相代行と電話会談を行い、イスラエルを支持すると表明しました。
イスラエルのエルサレム・ハダッサ病院によりますと、三回目の手術を受けた後、シャロン首相の容体は安定していますが、依然として重篤(じゅうとく)であるということです。
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