中国とパキスタンの協力建設によるチャシュマ原子力発電所第2期工事の着工式は28日パキスタン西南部の都市ミアンワリーで行なわれました。
パキスタンのアジズ首相及び中国、パキスタンの関係機関の責任者らは着工式に出席しました。アジズ首相は第2号発電ユニットの土台をつくるため、コンクリートを注入のスイッチを押しました。アジズ首相は(音響1)
「今日、チャシュマ原子力発電所第2号発電ユニット工事の着工は、中国とパキスタンの友好のまた一つの一里塚であり、パキスタンの核技術応用のもう一つの進歩だ」と述べました。
中国とパキスタンは今年の5月、チャシュマ原子力発電所第2期プロジェクトの契約に調印し、中国核工業グループ公司は請負の方式でチャシュマで30万キロワットアワーの原子力発電所を建設することになります。この発電所の建設が今後のパキスタンのエネルギーの緊張緩和で大きな役割をはたすものと期待されています。これは中国核工業集団がパキスタンに輸出した2台目の30万キロワットアワーの原子力発電ユニットです。
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