アメリカのブッシュ大統領は18日、ホワイトハウスで全国に向けてテレビ演説を行い、自分が打ち出したイラク政策を支持するよう、国民に呼びかけ、イラク戦争発動について再び弁解しました。
ブッシュ大統領はそのテレビ演説で、「アメリカ国民はこの『自由』のために行った戦争を放棄すべきではない」と語り、イラク戦争で大量の死傷者が出たことを認めた一方、大統領として戦争発動の決定を下したことは正確で、関連結果の責任を取るつもりだと強調しました。
演説の中で、ブッシュ大統領は、総選挙の実施によってもイラクにおける武装勢力の活動終息にはならず、この先の数ヶ月内、より多くの武装衝突が発生する恐れがあると指摘しました。さらに、短期間のうちにアメリカ駐留軍を撤退させることはないと、述べました。
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