アメリカのブッシュ大統領は、12日、フィラデルフィアで演説を行い、イラクの民主化プロセスが様々な困難と巨大な挑戦に直面していることを認めました。
ブッシュ大統領はこの演説で、アメリカはイラク政策が挫折に遭ったと認めましたが、その政策をあらためて弁護しました。
その際、「イラクでは、様々な困難な任務を完成させなければならない。イラク民の努力の元で、2005年はイラク史上の転換点になり、また、中東史上の転換点ともなった。フセイン政権が2003年に倒されてから、イラク国民は国家の主権を握り、自由に選挙を行い、また、憲法を起草し、採択した。これらはイラク国民が民主プロセスで遂げた巨大な進歩だ」と語りました。
|