アメリカのチェイニー副大統領は21日、再びブッシュ政府のイラク戦争政策を弁護し、「大統領がイラク戦争問題で民衆に嘘をついたと指摘する人こそ、誠実ではなく、非難されるべきだ。イラクから今すぐ撤退することに反対する」と述べました。
チェイニー副大統領は当日、アメリカ企業研究所で演説を発表し、「アメリカがイラク戦争を起こすべきであったかについて、論争を行うことに異議はないが、一部の議員がアメリカとその政府高官がイラク戦争前、情報によりわざと国民を誘導したと指摘したのは不合理なことだ。直ちにイラク駐留アメリカ軍を撤退させるのはテロリストにチャンスを与えることだ」との考えを示しました。
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