イタリアのチャンピ大統領は2日ローマで、イタリアを訪問しているパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、イタリアは引き続きパレスチナとイスラエルとの和平プロセスを支持し、パレスチナ人民が独立した主権国家を樹立し、イスラエル人民と平和共存していくという目標を支持していく姿勢を改めて表明しました。
チャンピ大統領はその際、「パレスチナとイスラエルとの和平プロセスは最近喜ばしい進展を収めた。しかし、アッバス議長はテロ取締りや社会秩序安定など大きな任務になおも直面している」と述べました。
アッバス議長は会談後の記者会見で、「エルサレムはあらゆる宗教に門戸を開いた都市であり、市政府はユダヤ教とアラブ社団の共通した要求に順応するべきだ。パレスチナ自治政府にとって政治交渉は依然として平和の道に導く唯一のルートだ」と指摘した後、中東和平『ロードマップ』の実施を共に推進していくよう国際社会に呼びかけました。
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