3日間に亘る激しい討議を経て、EU・欧州連合各加盟国の農業相は24日、EU輪番議長国のイギリスとEU委員会の共同提案を採択し、EU糖業補助制度の根本的な改革を行うことに同意しました。
EU農業漁業閣僚級理事会は22日からブリュッセルで3日間に亘って会議を開き、糖業改革問題について討議しました。イギリスは会議開催の当日、EUを代表して糖業改革案を提出し、EUが来年から4年以内に砂糖価格を39%下げることを提案しました。その後の交渉で、この値下げ幅は36%に改められました。イギリスのスポークスマンは24日会議閉幕後の記者会見で、「大多数のEU加盟国は改正された糖業改革案に調印した」と表明しました。
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