レバノンのラフード大統領は21日夜、テレビ談話を発表し、外部からの干渉を阻止するため、対話を通じてレバノン内部の対立を解決するよう呼びかけました。
ラフード大統領は「他の国がレバノンに圧力をかける目的は、彼らの利益に符合しているがものの、レバノン国家と国民に損害をもたらす方案をレバノンに押し付けるためだ」としています。
ラフード大統領はまた、「レバノンは自分自身のアラビとしての属性や周辺国との緊密な交流、特に隣国であるシリアとの特別な関係を保たなければならない。レバノンは引き続き国連の関係決議を遵守し、パレスチナ人の帰還の権利を堅持し、パレスチナ難民の現地収容に反対し、パレスチナ難民の安全を確保すると同時に、これらの難民を利用してレバノンの安定を破壊することに反対する」と強調しました。
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