レバノン訪問中の国連事務局長特別顧問ガマバリ氏は16日、「ハリリ元レバノン首相暗殺事件独立調査委員会のミーリス委員長はレバノンで情報関係者を取り調べるというこのシリアからの返事をまだ受け取っていない」と表明した。一方、シリア側は当日、独立調査委員会との協力の承諾を遵守するとの立場を再び明らかにしました。
ガマバリ特別顧問は当日、レバノンのシニオラス首相と会談した後の記者会見で、「国連がシリアとミーリス委員長に問題解決の時間を与えるため、シリア側は返事する必要がある」と述べました。
一方、シリアのシャラ外相は「独立調査委員会の調査活動を確保すると同時に、下心を持つ人がこの調査活動を反シリアの政治的道具として利用することを避けるべきである」と指摘しました。
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