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朝鮮人民軍板門店代表部のスポークスマンは2日談話を発表し、「韓国駐在アメリカ軍は挑発事件を続発させ、軍事国境線一帯で緊張した雰囲気を作りだしている」と述べました。
このスポークスマンはその際、「板門店会議場区内では、朝鮮とアメリカの軍隊が国境線を隔てて対峙しており、これは情勢を緊迫化させている。双方は、兵士と見学者に対する行動規則を制定し、この場所での建物の建造ついては協議に達しているが、アメリカ軍はこれまでの慣例と関連の規定に違反し、『軍事停戦委員会会議室』の北側玄関を一方的に閉鎖して、朝鮮側の見物者の立ち入り禁止を実施している。アメリカ側のこうした行動は、朝鮮側に憤りを覚えさせ、会場一帯の情勢を不安定にさせている」と述べました。
このスポークスマンはまた、先月末におきた銃撃事件についてアメリカ側を非難し、「アメリカ側のこうした行動は、朝鮮と韓国の敵対化を激化させ、朝鮮半島の和解協力プロセスを妨げ、これを破壊し、朝鮮側に軍事的圧力を加えることにある。アメリカ側はこれまでの慣例と関連の協議を引き続き無視するならば、朝鮮はこれへの対策を採らざるを得なくなる」と述べました。
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