アメリカのブッシュ大統領とパレスチナ自治政府のアッバス議長は20日ホワイトハウスで会談を行いましたが、席上、ブッシュ大統領は、パレスチナ国の建国に支持を示すと共に、パレスチナ過激派によるイスラエルへの暴力活動を効果的に阻止するようアッバス議長に要求しました。
会談後行なわれた共同記者会見で、ブッシュ大統領は、「アメリカは中東和平新提案「ロードマップ」の実施に尽力しており、その最終目的は、イスラエルと並存する平和で民主的なパレスチナ国を作ることにあるとした上で、パレスチナの民主の過程は、経済建設、民主的な選挙と法秩序の建設を含まなくてはならない」と強調しました。
アッバス議長はその際、パレスチナは各側と協力を行い、対話と平和を堅持し、法的秩序を堅持していくと述べた後、「パレスチナ中東平和を実現させる自信を持っている」と強調しました。
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