ロシアの経済発展と貿易省貿易交渉局のメドベドコフ局長は19日、ジュネーブで「ロシアのWTO(世界貿易機関)加入交渉は来年の春に終わる見込みだ」と明らかにしました。
これは、メドベドコフ局長がWTOのロシア専門チームの定例会議後の記者会見で述べたものです。メドベドコフ局長は、また「現在のところ、アメリカを含む8ヶ国がロシアと市場加入に関する2カ国間協議を終えていない。順調に進めば、この専門チームは来年初めの数ヶ月以内にロシアのWTO加入に関する報告書を検討する予定だ」と語りました。
ロシアは、世界でWTOに加盟していない数少ない経済主体の一つで、1993年6月に加入申請を出し、1994年に加入交渉を始めたものです。
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